英語と日本語のリズムの違い
強勢拍(stress-timed)と モーラ拍(mora-timed)の違い。英語らしいリズムを身につける方法。
言語のリズム分類
言語学では言語のリズム型を「強勢拍リズム(stress-timed)」「音節拍リズム(syllable-timed)」「モーラ拍リズム(mora-timed)」の3つに分類します。英語は強勢拍、日本語はモーラ拍に属します(discoveringsounds.com)。
モーラ拍リズム(日本語)
日本語では「モーラ」という最小の音の単位が一定の時間的長さで発音されます。「コンピュータ」は4拍で、各拍がほぼ等間隔です。
この等時性がリズムの特徴で、聞こえ方は「ゆったり・均等・滑らか」になります(discoveringsounds.com)。
強勢拍リズム(英語)
英語では強勢のある音節(ストレス音節)が一定間隔で現れ、その間の弱い音節は圧縮されます。強勢拍と弱勢拍の交互が生む「ダイナミズムのあるリズム」が英語の特徴です(discoveringsounds.com)。
com・PU・ter は PU が強く長く、com と ter は短くつぶれます。音節数が多くても少なくても、強勢間隔が一定に保たれるよう調整されます。
聞こえ方は「速く・強弱が鮮明」で、日本語の均等なリズムとは対照的です。
日本人が英語で躓く理由と対策
日本人学習者はモーラ感覚を英語に持ち込んでしまいがちです。computer を「コ・ン・ピュ・ー・タ・ー」の6拍で読むと、ネイティブには聞き取りにくくなります。
対策:手をたたきながら音節ごとに発音し、アクセント音節だけ強くたたく練習が効果的です。
英語のリズムを理解するとリスニングにも効果があります。聞き取れなかった部分が「弱化された音節だった」と気づけるようになります。